
学童保育の需要増への対応および民間学童クラブの経営判断の支援を!(要約シリーズその32)
この記事の内容をひとことで表現しますと、「学童保育の需要増への対応および民間学童クラブの経営判断の支援を!(要約シリーズその32)」です。
下表のことについて、要約および原文を紹介します。
日付 | 令和7年6月17日 |
場所 | 東広島市議会 本会議場 |
会議名 | 東広島市 令和7年第2回 6月定例会 |
問題提起および提言をする者 | 木村 輝江 |
| 相手 | 副市長および担当部長など |
要約(by ChatGPT)
木村輝江による提言および問題提起
- 共働き世帯の増加により、学童保育の需要が全国的・市内ともに拡大していると指摘
- 東広島市でも待機児童対策や安心できる居場所確保が重要な課題と認識
- 施設や用地に限界がある中で、今後の学童保育ニーズの見通しを質問
- 今後5年間での利用増予測を踏まえ、施設整備や支援員確保の具体策を確認
- 将来、児童数が減少した場合の民間学童クラブへの支援策について質問
生涯学習部長による答弁
- 学童保育の利用申込数は5年間で約700人増加し、利用率も上昇している
- 今後も共働き世帯の増加により、5年間で約650人の利用増を見込んでいる
- 公設クラブは60か所を維持し、増加分は民間クラブの新設で対応する方針
- 令和7年度に4クラブ新設、令和8年度にも4クラブ新設を支援予定
- 将来の人口動向やニーズを民間事業者と共有し、経営判断を支援していく考えを示した
原文
木村輝江

学童保育についてお尋ねします。
共働き世帯の増加や女性の社会進出が加速する中、未就学児の保育に加え、学童保育の需要が年々高まっています。学童保育を利用する児童が増加しており、既存のリソースでは対応しきれていません。
全国的に見ても、学童保育の利用者数は増加の一途をたどっており、厚生労働省の令和6年放課後児童健全育成事業実施状況によると、学童保育の登録児童数は151万9,952人に達し、過去最高を更新しています。
東広島市においても、この傾向は顕著であり、放課後の児童の安全で安心な居場所の確保が課題となっています。待機児童の解消や多様なニーズの対応に向けて、市は事業者への補助金制度などを通じて、民間学童保育の設置促進を図るなど、積極的に施策を進めていると認識しております。
しかし、公共施設や用地の確保には物理的な限界があることからお尋ねします。
これまでの学童保育のニーズの推移と、今後の見通しについてどう捉えているのでしょうか?
生涯学習部長

放課後児童クラブ、通称学童保育のこれまでのニーズの推移と、今後の見通しについてでございます。放課後児童クラブの利用申込み児童数は、令和3年度の2,901人から、令和7年度の3,595人と、5年間で694人増加しております。全児童に対する利用率も、令和3年度の25.1%から、令和7年度の32.8%と、年々増加している状況でございます。市内小学校の児童数は、一部の地域を除き、若干減少傾向にありますが、共働き世帯の増加等に伴い、今後も利用児童数はさらに増加し、今後5年間で650人程度の増加を見込んでおります。
木村輝江

今後5年間で650人程度の利用児童数増加を見込んでいるとのことですが、この予測に基づき、具体的な施設整備や支援員確保の計画があれば教えてください。
生涯学習部長

今後5年間の放課後児童クラブの施設整備についてでございますが、公設のクラブにつきましては、支援員の確保に努めながら、60クラブを維持しつつ、利用児童の増加に対しては、民間クラブの開設を促すことで対応する計画でございます。
令和7年度は既に4クラブが新規に開設しておりまして、現在は令和8年度に向けて、さらに4クラブの新規開設を支援する取組を進めております。
木村輝江

現在学童保育を希望する児童は全員受け入れられているのでしょうか。実質的な待機児童の状況について御説明ください。
生涯学習部長

実質的な待機状況についてでございますが、6月1日現在で55人が待機となっております。待機児童のほとんどは5年生以上で、希望クラブの定員に空きが出次第、順次入会いただくこととしております。
木村輝江

学童保育の待機児童の解消について、施設整備をどのように考えているのか教えてください。
生涯学習部長

待機の解消に向けた対応についてでございますが、施設確保につきましては、公設60のクラブを維持しながらも、民間事業者によるクラブの増設を進めてまいります。
民間事業者のクラブは、昨年度末には25か所でしたが、令和7年度からは4クラブ増え、計29クラブが開設されており、来年度以降も順次拡大を見込んでおります。
木村輝江

今後、少子化により、子どもの数が減少した場合、民間の施設が立ち行かなくなる恐れはありませんか。対応をどのように考えられているのかお聞かせください。
生涯学習部長

現在、民間児童クラブは市内中心部で事業展開されておりますが、市内中心部の児童は増加を続けており、クラブの利用児童数が大幅に減少することは考えにくいと認識しております。
加えて、先ほど御答弁しましたように、共働き世帯の増加等に伴い、さらにニーズが高まることを想定しております。したがいまして、民間クラブの存続が困難となる事態は現在のところ想定しておりません。
今後とも、民間の力を活用しながら、質の向上を図り、子どもたちが安全安心な環境で、自主性や社会性を身につけ、自己肯定感が高まるような放課後の居場所づくりに努めてまいります。
木村輝江

児童数の増加に合わせて段階的に民間施設を増やしているということでしたが、民間クラブの存続が困難となる事態は現在のところ想定していないという御答弁がありました。
もし将来的に児童数が大幅に減少した場合に備えて、民間クラブの運営を支援するための具体的な方策はあるのでしょうか。
生涯学習部長

将来的な児童数につきまして、本市の人口推計では、0歳から14歳までの年少人口が大幅に減少することとなっておりませんが、民間クラブ事業者には、将来的な児童数や放課後児童クラブのニーズについて、随時情報提供しているところでございます。
今後とも、民間クラブが経営の工夫ができるよう、このようなデータを共有してまいりたいと考えております。
木村輝江

わかりました。
生涯学習部長

今 後とも、民間の力を活用しながら、質の向上を図り、子どもたちが安全安心な環境で、自主性や社会性を身につけ、自己肯定感が高まるような放課後の居場所づくりに努めてまいります。
木村輝江

質の向上を図り、子どもたちが安心安全な環境で、自主性や社会性を身につけ、自己肯定感が高まるような放課後の居場所づくりとありますが、具体的にどういうようなことを検討されているのでしょうか。
生涯学習部長

具体的には、子どもたち自身がクラブでのルールを決めたり、また、高学年児童がイベントの進行を行ったりする機会を設けることで、子どもたち全員が協力し合うようになった事例がございます。
このような子どもが主導の時間を通し、自分たちの意思で何かができたという体験を増やすことで、自己肯定感が高まるような居場所づくりを行っていくことができると考えております。
木村輝江

分かりました。とてもよい事例の一つだなと思います。
私が今回、学童保育のことについて質問したときに、目指すところはどこなんだろうというのを考えました。
学童保育はおうちで見ることができなくて、保護者の代わりに施設で放課後を過ごすわけですが、やはり学童保育を訪れたときに、こんにちはというよりかは、ただいまとか、来たよというような、それぐらい子どもが安心できて過ごす場所であることが目指すところであり、それが目指していく方向じゃないかなというふうに私は考えております。
やっぱり、利用する児童でありますとか保護者の方、支援員さんとか支援補助員さん、それぞれにニーズがあると思うんです。でも、定期的に、学童保育の質と在り方を見直すことは必要だと思います。
今後も私も調査研究を重ねてまいりますし、執行部のほうでも、子どもたちや保護者、そして地域の方々までもが安心な居場所だと認識でき、快適に過ごせる場所になるよう努めてもらいたいと期待しております。
情報元
東広島市ホームページ>市議会>会議録
https://www.city.higashihiroshima.lg.jp/shgikai/kaigiroku/index.html
令和7年6月17日
YouTube配信
