
はじめに
小学生の保護者は、夏休み中のお弁当作りや送迎が忙しすぎませんか?
そして、仕事に支障がでてしまっている家庭も多いのではないのでしょうか。
しかしです!
学童保育(放課後児童クラブ)での昼食提供というものは、とても難しいのです。。。
だからこそ!このことについては、木村てるえの重点政策でもあり、令和6年6月21日には、「学童保育(放課後児童クラブ)における夏休み中の昼食”試験提供”」に漕ぎ着けました。
この記事では「給食がない夏休みに、学童保育で「昼食提供」が難しい理由」について、以下の順に解説します。
- 結論
- 保護者の声
- 全国の動向
- 調査
- できる方法
- 試験提供
- まとめ
結論 夏休みにおける学童保育の「昼食提供」が難しい理由
色々な理由があるのですが、主な理由は次の2つです。
- 支援員の負担増
- 業者が採算を合わせる難しさ
この2つについて、それぞれ説明します
支援員の負担増
学童保育(放課後児童クラブ)の支援員は慢性的に人員不足がある状況です。
夏休みの放課後児童クラブの運営では、開設時間の延長に伴い、支援員の職務も”通常時期”より負担が大きくなります。
そこから、お弁当の提供を提供が加わると、さらに以下の業務が発生します。
- 弁当の注文や収受
- 代金の支払い
- 児童への配付
- 食事後の後片づけ
- 食物アレルギーへのきめ細やかな対応
この追加業務の間、利用児童の安全が確保できなくなることが想定されます。
そのため、昼食の提供に当たっては、支援員の負担増とならないことが最優先かつ重要な条件となります。
業者が採算を合わせる難しさ
事業者においては、以下の条件で採算を合わせる難しさがあります。
- 限られた期間の受注
- 広い市域での配達
- 保護者の負担にならない価格での提供
保護者の声
こども家庭庁が令和6年5月29日公表した放課後児童クラブを利用している保護者向けアンケートの結果では、放課後児童クラブ利用において改善してほしいことの第一位は昼食の提供で、全体の52%を占めていました。
実際には、以下のような声をよくお聞きします。
- 「給食がなくなる夏休みは大変!」
- 「夏休みは登校班もなくなり、朝が地獄のように忙しい!」
- 「毎日、仕事に遅刻している」
- 「夏休み期間中はシフトが崩れる」
- 「食中毒予防をしながらのお弁当作りは大変」
国の動向
国が令和5年5月に実施した調査では、長期休暇中に昼食を提供している公設の放課後児童クラブは、全国で約23%です。
令和5年の7月、こども家庭庁は、放課後児童クラブの長期休暇期間などにおける食事提供事例集として、給食センターや子ども食堂と連携した取組や弁当事業者との連携した取組の事例を紹介し、全国の自治体に小学校の夏休みに伴う放課後児童クラブでの食事提供を検討するように促しています。
それではどうする? できる方法を考える「夏休みにおける学童保育の昼食提供」
まずは保護者のニーズ調査です。
調査時期および調査方法
- 調査時期:令和5年9月
- 調査方法:市民ポータル
対象者数および回答数
- 対象者:学童保育(放課後児童クラブ)を利用者している保護者2,271人
- 回答数:1,258人

昼食提供の意向
- 利用の意向:約8割

希望価格
- 500円未満:9割弱

業者へのアンケート
次に業者へのアンケートです。
調査時期および調査方法
- 調査時期:令和6年5月
- 調査方法:アンケート
アンケートにおいて東広島市が示した条件
- 弁当の注文や代金の支払い方法については、支援員を介さず、保護者と業者が直接やりとりを行うこと
- 各クラブに配達をすること
業者の回答
配食サービスを実施している5事業者のうち、2事業者から「条件付きで実施可能」との回答がありました。

業者の条件
3つあります。
- 実施区域を市内の一部とすること
- 注文期限を1週間以上前とすること
- 価格は1食550円〜690円の間で設定すること
調査結果
- 市内全域での一斉実施は、現段階では難しい
- 保護者が求めている価格とは乖離がある

試験提供の実施へ
以上のことを踏まえ、以下の内容で、昼食の試験提供を実施することとなりました。
- 時期:令和6年度の夏休みから
- 方法:提供可能な地域において、各事業者の情報をチラシ等で提供
- 調査:利用状況、業者および保護者の意見、支援員の業務への影響
東広島市のホームページにはこんな案内も

https://www.city.higashihiroshima.lg.jp/soshiki/kyoikuiinkaishogaigakushu/4_1/1_1/40324.html
中国新聞の記事にもなりました
放課後児童クラブ、夏休みに昼食を試験提供へ 東広島市教委が方針、対象エリアは今後決定 | 中国新聞デジタル
まとめ
夏休みにおける学童保育の「昼食提供」が難しい理由は、主な理由は次の2つです。
- 支援員の負担増
- 業者が採算を合わせる難しさ
この記事では、この結論を述べたあと以下の情報を捕捉しました。
- 保護者の声
- 全国の動向
- 調査
- できる方法
- 試験提供
おわりに
学童保育における長期休み期間中の昼食提供は、
木村てるえの政策(2023年選挙公約)に含まれます。
下から探してみてください。

目的
- 100年先も輝く東広島市
- 先輩方が築かれた東広島市を受け継ぎ、子ども達に魅力的な"ふるさと東広島市"を残す
目標(2034年まで)
- 「日本一」子育てしやすいまち東広島市
- 人口20万人以上の中核市、近隣市町を含めた活力の拠点
- 保健所・児童相談所の設置
戦略
子育て支援施策の充実を人口増、市の発展、全世代の利益につなげる
(重点項目)
- 児童館(遊び場+多世代交流+こども相談+ネウボラ機能)
- 無料給食
- 産前産後の母体ケア
- オムツ定期便および伴走型の相談支援
- 18歳までの医療費助成
- 児童虐待に対する支援の拠点
- 学童保育における長期休み期間中の昼食提供
- 保育士の増加と業務支援
- 女性と子どもに配慮した防災計画
戦術
- 「木村てるえ」が、母親・地域の代弁者となる
- 「木村てるえ」が、母親・地域にとって市政を身近なものにする
- 「木村てるえ」が、母親・地域の声と想いが「つながりめぐる」仕組みそのものとなる
以上、長文を最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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放課後児童クラブにおける長期休暇中の昼食提供を提言(要約シリーズその19)
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放課後児童クラブの待機児童問題 支援員不足への対応と問う(要約シリーズその18)
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